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カンタ! ティモール

毎週月曜日の『毎日新聞』3面のコラム

山田孝男さんの「風知草」

毎週楽しみにしています。

そう、最近話題になっている

小泉元首相の「脱原発」についても

最初に目にしたのがこのコラムでありました。

さて、今年初めの「風知草」(1月6日)では

「地に足を着けよ」という見出しで

「カンタ! ティモール」(2012年 広田奈津子監督)

という映画が紹介されていました。

東ティモール…「なんとなく」「漠然とした」

そんな記憶の引き出しをまさぐっていると

「インドネシアの内戦」といったテイストで

「東ティモール問題」ってニュースがあったような…

「ティモール」という言葉から連想できるのは

せいぜいそのくらいなものでした。

まぁ、「知らない」といっていいでしょう。

400年以上も外国に統治され

その一時期は日本に攻め込まれた時期もあって

1975年からはインドネシアが占領。

20年以上ににもおよぶ長い抵抗を経て

ついに2002年、独立を果たしたのが「東ティモール」。

コラムによれば、独立には多くの犠牲を払ったものの

彼らには「復讐はない」とあり

「不当な侵害はハネのけ、

言うべきは言い、むやみに報復せず」

これが、東ティモールの人たちの「生き方」であるとか。

ふぅ~ん、「カンタ! ティモール」…観てみたいねぇ。

ということで

早速調べてみると青森での上映がありました!

それが昨夜のことでした。

Img_050

東ティモールの人々が

淡々と、淡々と、静かに「独立戦争」を語ります。

時には、目を覆いたくなるような映像が挿入されます。

一方で、キラキラと目を輝かせた子どもたちが

唄い、楽しく遊ぶ姿が写し出されます。

自由を手に入れるまでに

友人、家族を目の前で殺されたそうです。

殺された家族の遺体も見つかっていない方も多くいるようで

深い悲しみはいつまでも、いつまでも…

でも、「怒っていない」っていうのです。

戦争中でも

捕虜にとったインドネシア兵を無傷で返したとか。

こんな彼らの生き方を解くキーワードが

「大地がみている」とか「大地の子ども」に象徴される

「大地」という言葉のようです。

そして、最後の方に出てくる「絆」でしょうか。

1回観ただけでは、十分に理解ができなくって

もう1度観たいところでありますが…

今回の主催者による上映会も今回が最後だとか。

DVDで販売されるかしら。

「どんなに悲しい思いをさせられても

 それを憎んじゃいけない、恨んじゃいけない…

 またいつか、ずっと先かもしれないけれど

 どこかで出会うかもしれない。

 そのときは、そっと手を差しのべましょう。」

今回ボクが受け取ったメッセージです。

 

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コメント

ステキな作品の紹介ありがとう。
私も観たくなって調べてみましたが残念ながらこちらでの上映予定はないよう・・・
予定がないなら予定を作ってしまうのはどうかしら!
って思ってしまうほど。
監督さんのお話も聞いてみたいですね。

投稿: まぁ | 2014年1月20日 (月) 22時34分

@まぁさん

そう、「作ってしまう」のも手かもしれませんね。
ボクは、そういう人たちのおかげで、滑り込み(?)観ることができましたから…

投稿: ぴかりん | 2014年1月21日 (火) 05時53分

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